カーポートやテラス屋根のフレームが劣化したら?危険な症状と判断ポイントをプロが解説!

カーポートやテラス屋根のフレームが劣化したら?危険な症状と判断ポイントをプロが解説!

【結論】

フレームの劣化を放置すると➡ 屋根材落下・飛散事故・雨漏り・外壁ダメージにつながるため、早期点検が重要。

ただし…

  • 表面サビ・軽い変色 → 経過観察OK
  • 穴あき/歪み/固定金具破損 → 危険サイン!早めに補修

この記事では、カーポートやテラス屋根のフレーム補修 or 交換の判断基準を専門目線で分かりやすく解説します!

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目次

カーポートやテラス屋根のフレームが劣化する原因とは?

水分で傷んだ木製屋根フレーム
原因内容
紫外線・雨水塗装剥がれ→サビ → 強度低下
台風や強風たわみ/固定部の緩み
経年劣化(10年〜)ボルトの劣化・樹脂部品の破断
雪・荷重曲がりや変形の原因

📌 10年以上経っているカーポートは点検推奨!

カーポート・テラス屋根は「見えない劣化」が進みやすい

フレームの内側はサビや腐食が進んでいても外からは分かりにくいことがあります。

特にボルト・金具の緩みや樹脂部品の割れは、突然屋根材が外れる事故の原因に…。

「見た目は大丈夫そう」でも、手で触れるとグラつく場合は要注意です。

放置すると大きな事故につながる可能性も

強風でフレームが傾いたり、屋根ごと飛ばされるケースは実際に多く発生しています。

隣家の窓ガラスを割る・車を傷つけるなど、被害が大きくなる前に、早期点検と適切な補修が安全のカギです。

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今すぐ補修すべき危険な症状

添木で補強したテラス屋根フレーム

支柱がグラついている

カーポートの柱は屋根全体を支える最重要部分。

地面の固定金具が錆びて弱っていると、強風時に倒壊の恐れがあります。手で揺らして少しでも動くなら即点検を。

屋根枠(フレーム)が曲がっている

雪や風の荷重が積み重なって起こる変形。

曲がりが進むと、屋根材の外れ・雨漏り・破損の連鎖が発生します。早めの補強・交換で被害拡大を防げます。

ビス・ボルトが錆びている/脱落している

固定金具の劣化は、屋根材が落下する大きな原因。

錆びは構造の寿命サインなので、緊急チェックが必要です。一本でも腐食が見えたら全体点検を。

フックが効いておらず屋根材が浮いている

波板・パネルが「パタパタ」と浮いている状態は危険レベル。

台風の突風で一気に飛ぶリスクがあり、近隣トラブルにもつながります。

サビで穴が空いている

内部の金属強度がすでに失われている証拠。フレーム交換が必要な状態です。

放置すると屋根が崩れる事故の可能性もあります。


【施工事例】池田市神田で傷んだ木製フレームの補強&ポリカ波板設置|7.2万円

2階ベランダの屋根付け替事例

「2階のベランダ屋根がバキバキに割れ落ちてしまい、雨が吹き込んで困っている」

このようなご相談がきっかけとなり、施工をお任せいただきました!

当初は屋根の設置のみのご希望でしたが、現地調査の結果、安全性の確保のため、屋根枠の補強も必要と判断。

屋根枠をメンテナンスしたうえで、新しいポリカ波板を設置いたしました(*^-^*)

▶【施工事例】池田市神田 2階ベランダ屋根枠の補強&ポリカ波板に交換リフォーム|7.2万円

経過観察でOKなケース(ただし放置しすぎ注意!)

カーポート

● 表面だけのサビが出ている

軽い赤錆のみで、指で押してもへこまない状態なら、研磨+再塗装で耐久性を維持できます。

ただし、サビは進行が早いので半年〜1年ごとの点検が安心。

● 小さな塗装剥がれ

傷や摩耗による塗膜の劣化はよくある症状。

放置すると雨水でサビに進行する可能性があるため、早めの補修で長持ちします。

● 屋根材の軽い黄ばみ・曇りのみ

視界や採光に影響が出ないレベルなら様子見でもOK。

ただし、材質が塩ビや古いアクリルの場合は寿命サインなので、定期点検をおすすめします。

● 風が強い日に少しパタつく(固定部品が生きている場合)

ビス・フックが緩んでいるだけなら調整で改善します。

ただし、たわみ・浮きがあるなら強風で飛ぶ危険性があるため、専門業者に状態を確認してもらうと安心です。


放置するとどうなる?3つのリスク

既存カーポートのパネルにひび割れや水滴の跡
トラブル被害内容
屋根材飛散車や歩行者へ落下事故
雨漏り発生室内・外壁の腐食・塗装劣化
修理費用急増フレーム交換+足場費用 → 高額に💦

早期対策が一番安い!

なぜコストが急に高くなる?

劣化が進むと「パネル交換だけで済まない」状態に。

支柱や枠の補強・交換が必要になり、さらに高所作業用の足場代が加算されるケースが増えます。

事故リスクは見た目以上に深刻!

特に2階ベランダ・道路沿いのカーポートは、飛散事故が発生しやすく賠償問題へ発展することも。

見た目が少し変だな?と感じたら即点検が安心です。


DIYでできる?プロに任せるべき?

内容DIY可否
サビ落とし・簡易塗装△(脚立安全必須)
ビス締め直し△(状況次第)
フレーム交換✕ 危険!
2階以上の作業✕ 絶対NG!

📌 無理に触ると落下・倒壊事故につながります

「部分補修ならDIYで…」は本当に安全?

  • 一見直せそうでも、劣化している柱や金具へ負荷がかかり事故になることがあります
  • 特に強風・台風後は、見えない傷みが進んでいるケースが多いです

「触った瞬間にパネルが外れた」「脚立から落ちた」という事故は実際に多いです!

プロに頼むべき判断基準

✔ 高所作業が必要
✔ 支柱・梁・屋根枠に歪みがある
✔ 強風後にグラつきがある
✔ 火災保険を使いたい(手続きも代行可)


修理・補強の費用目安(材工共)

松本和也
工事内容費用相場
サビ補修・塗装10,000〜50,000円
フレーム部材交換30,000〜120,000円
屋根材交換(ポリカ)12,000〜18,000円/㎡
支柱補強15,000〜35,000円
足場設置(必要時)150,000〜200,000円

※状況・サイズ・設置場所で変動します

費用が大きく上下するポイントは?

カーポートやテラス屋根の設置場所の高さ・屋根の大きさ・サビの進行具合で費用は変動します。

特に2階以上の施工根本的な構造補強が必要な場合はコスト増になるため、点検時にしっかり見てもらうことが大切です。

足場が必要かどうかで大きな差に!

フレームの位置が高い場合や、道路側で作業スペースが狭い場合は、安全確保のために足場を使用します。

足場が入ると +15〜20万円前後見ておく必要があり、足場不要の施工ができる業者なら費用を大きく抑えられます。


火災保険が使えることも!

電卓

次の原因なら、風災補償の対象になる場合あり👇

◆ 台風・強風でフレームや屋根材が破損した場合

突風による「バタつき」や、屋根パネルの割れ・飛散は風災として認められる代表的なケースです。
支柱が曲がったり、固定部が外れてしまった場合も対象になることが多いです。

◆ 飛来物がぶつかって割れた場合

強風で看板や植木鉢などが飛び、カーポートの屋根に直撃して破損した場合も補償の対象に。
「自宅の物が飛んだケース」でも申請できることがあります。

◆ 雹(ひょう)で穴が開いたりヒビが入った場合

表面に小さな穴や凹みでも、自然災害による損害として認定される可能性が高いです。
雹は当たりどころが悪いとフレームや金具部にも影響を及ぼします。

📌 ただし、経年劣化は対象外

被害時期の特定・被害箇所の写真が重要です。
保険対応に慣れた業者へ相談すると、申請がスムーズに進みます。


プロが点検時に見るポイント

屋根調査

◆ 支柱・梁の強度(歪みや浮きの有無)

支柱がわずかに傾いているだけでも、屋根全体に負荷がかかり続け危険です。
梁(はり)との接合部も緩みがないか細かく確認します。

◆ サビの進行状況

表面だけのサビなら補修可能ですが、内部まで腐食している場合は強度低下が進んでいます。
サビ跡の範囲・深さを見極めます。

◆ ボルト・金具の締結状態

金具が緩んでいると風でバタつき、破損や飛散事故につながります。
締め直しだけで改善するケースも多いです。

◆ 屋根材の固定と割れ具合

固定フックの劣化や浮きがないか、パネルにヒビが入っていないかをチェックします。
小さな破損でも、台風時には大きな危険に。

◆ 基礎部分(支柱の根元)の安定性

ぐらつき・沈み・亀裂があれば、支柱の固定が弱くなっているサイン。
地盤の状態も併せて確認します。

➡「安全に使用できる状態か」が最大の判断基準


よくある質問(FAQ)

Q1|フレームはどれくらいで劣化しますか?

A|一般的には10〜20年でサビ・塗装剥がれが出てきます。

Q2|サビを放置するとどうなる?

A|内部から腐食が進み、強度不足で倒壊リスクが高まります。

Q3|フレーム交換と屋根材交換は別?

A|別工事です。状況により同時が安心&安価です。

Q4|台風後は点検すべき?

A|はい。目に見えない歪みが起きていることもあります。

Q5|車を買い替えるタイミングで交換したい

A|おすすめです。積雪荷重やサイズも最新仕様にできます。

Q6|色褪せは劣化?

A|初期症状です。放置するとサビへ進行します。

Q7|DIYで支柱補強はできる?

A|不可です。倒壊リスクが高く危険です。

Q8|見積りは何社取るべき?

A|2〜3社推奨。数量×単価の明細がある業者が安心です。


専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

杉本匡志

フレームの劣化は、見えない部分で進むことが多いです。

「屋根が浮いて音がする」などの初期症状でも、放置すれば大きな被害に繋がります。少しでも不安があれば、必ずプロの点検をご利用ください!

👇マックスリフォーム代表杉本の素顔を動画で要チェック👀✨✨


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